仕事の手順がわからない!と悩んでいませんか?仕事ができる人は、どのように考え仕事に取り組んでいるのでしょう。
自分の中でルールをつくりましょう。ルールとは、仕事の進め方であり手順を守ることです。
そのスタイルができると、仕事への理解が深まり次第にスキルアップができます。
思えば仕事ができる人は、このような「迷い」がありません。自分のスタイルをもち、守っているからです。だからといって、決して難しいことをやっている訳ではありません。
「たったこれだけ?」と思うぐらい簡単な手法をとっているのです。
仕事ができる人は、「5つの順番」で進めています。
自分のルールを守り手順を決めて繰り返しているだけなのです。だから考え過ぎず、人の意見に振り回されることがないのです。
誰でもマスターできる5つの順番とは
1.仕事の目的を理解する
仕事の目的とは、何故、この仕事が必要なのか、何のためにするのか・・・です。目的が理解できていれば、目的に反する作業は必要ありません。
無駄な作業や遠回りする進め方に気づきます。方向性がブレなければ、正確に短時間で終えるようになります。
2.どこで完了なの決める
仕事をどこで終えるのかを決めておきます。目的を達成できれば完了です。最初から決めていなければ、延々と続き終わりがありません。
目的を理解していれば、終わりを決められます。中途半端な目的の理解では、「これでいいのだろうか」「間違っていないだろうか」と迷います。
最初から完璧にできるものではなく、間違いは誰にでもあります。繰り返せば正確になってきます。
3.他の仕事との関連性を知る
仕事には関連性があります。今やっている仕事と関連性のある仕事を意識しましょう。意識すれば気づくことがあります。
気づけば、「なるほど」と思えます。関連性を知れば、仕事の理解度が増し、より一層仕事が理解できます。
4.進める計画を立てる
具体的に進める計画を立てます。計画は進めていく順番です。
1.仕事の目的の理解
2.どこで完了なのか
3.他の仕事との関連性
ここまで理解できているので、計画を立て進めていきます。計画は順番ですから、日頃からやっていることです。今までと違う点は、1~3までの理解があるかないかです。
この理解の「ある・なし」は大きな違いです。実際体験すると良くわかります。進める計画に、迷いがありません。
完了を決めているので最後のあり方がわかっている。
他の仕事との違いがわかっている。
手順を決めて進めると、計画が立てやすくなります。
5.疑問点は理解できるまで調べる
仕事は生き物です。変化もすれば、形も変わります。当然、理解できない・わからないことは発生します。勝手に進めてはいけません。必ず確認して進めましょう。
勝手な判断は事故を招き、またやり直しをしなければいけません。
聞くのは恥ずかしいことではありません。
わからないことを確認すれば理解できるだけでなく、関係する内容を知れます。
確認することで理解度は増していくのです。
迷わず考え方が整理できる理由
どんな仕事でも順番は同じ
「5つの順番」は、仕事のポイントを押さえ進めやすくするための順番です。順番を決めずに進めると、ポイントをはずし進めにくくなります。
「最初からやり直し」をしなければいけない場合は、この順番に誤りがあります。
勿論、順番通りに行かない場合もあります。しかし、「5つの順番」が身についていればどんな仕事でも応用できます。
自分のスタイルで頭の中が整理される
仕事ができる人は、難しく考えません。考えすぎると整理ができず、間違えた判断に至ることがあります。
そのためには、頭の中が整理されてければいけません。考え過ぎると迷いが生まれ整理されません。逆に複雑なことでも、自分のスタイルに当てはめると整理されます。
考え過ぎず自分のスタイルに「まとめる」効果があります。
だから、複雑な仕事でも迷わず整理できるのです。
人の意見に振り回されない
人の意見を聞くことは、そして悪いことではありません。人の意見に振り回されることが問題です。振り回されると、迷いになり何をやっても中途半端になります。
そして、自信を失います。
仕事ができるようになると、まず自分の考えで進めます。仕事に自信のない人は、人の意見を優先させ進めます。最初はそれでいいのですが、スキルアップには自分の考えが必要です。
人の意見を聞かないのではなく、参考になることだけを取り入れるようになります。
仕事の「骨格」が理解できる
仕事を理解し把握するためには、骨格を理解する必要があります。最初から「細かい部分」を意識してはいけません。迷いの原因になるからです。
間違いが起きポイントを外すからです。
この骨格が理解できてから、細かい部分を解決すればいいのです。
スキルアップにどのような効果があるのか
仕事の内容が理解できる
仕事は内容の理解が重要です。右から左へ移すだけでは作業です。何故、右から左へ移すのか、その理由を理解することが重要です。
理由が理解できれば、方法や順番も考えます。いろいろと考えるようになれば理解度が増していきます。
仕事を単純な作業と考えず、理解しようと考えます。「どうすればいい」「もっと方法はないか」と深く考えます。すると「見え方」が広がります。
仕事の内容を理解すれば、仕事は作業ではなくなり、考えるようになり覚えることができるのです。
計画性のある進め方ができる
計画性のない進め方は、優先順位を間違え二度手間になります。また、時間もかかり間違いにもなります。
計画性のある進め方は、進捗状況も把握でき無駄なく正確な仕事ができます。
他人の意見に惑わされると、いつも進め方は中途半端になります。
計画を立てる効果は、時間の削減や間違いの防止だけではありません。計画は自分の考えで立てるものです。あとで問題が起こったときには、どこで間違っていたのかがわかります。
計画は、間違いに気づき対応策にも役立ちます。
スキルが理論的に身につく
一度や二度では仕事を覚えることはできません。繰り返し続ければ、仕事の目的や理解度が高まります。そして、どこまでやれば完了なのかも理解できます。
「仕事を理解できるスキル」が身につきます。
仕事を理解できれば、計画性をもって進めればいいのです。「計画的にできるスキル」が身につきます。
繰り返しで慣れてくれば、スピードも上がります。そして、早く正確に仕事ができるようになります。「仕事を正確に早くこなすスキル」が身につきます。
どんな仕事にも応用できる
今の仕事ができるようになれば、どんな仕事でも応用できます。質の高い難しい仕事や、量の多い時間のかかる仕事にも応用できます。
仕事に違いがあったとしても、特殊な場合を除いて手順は変わりません。特殊な場合でも、よりスキルアップすれば応用できます。
このように「5つの順番」は、難しいことではなく基本です。これを理解し身につければ、誰でも簡単に「仕事ができる人」になれるのです。
まとめ
人には個人差があり、みんなが同じではありません。仕事も個人差があります。個人差は良し悪しではなく「特徴」です。その人に合った考え方・やり方・進め方を尊重すべきです。しかし、共通点もあります。この共通点が基本です。
仕事ができる人には理由があります。自分のスタイルをもち、基本を守り繰り返しています。その結果、スキルアップし「仕事ができる人」になっていきます。
その基本が理解できていなければ、仕事の苦手意識はなくなりません。本来、仕事は難しいものではありません。難しいのは、自分のスタイルを守り繰り返しを続けることです。
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