役職と人間性は切り離せない!人と組織を動かす原動力とは

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役職にこだわり自分を守ろうとしていませんか。そして、今の役職を失いたくないと思っていませんか。サラリーマンならだれでも思います。

しかし、それでは役職を果たしているとは言えません。部下や同僚がついてこないからです。

役職と人間性の関係は切り離せません。人間性が豊かな人には人が集まり成果が生まれます。リーダーシップが発揮できるからです。

役職だけでは仕事ができず、人と組織を動かし成果を上げるためには豊かな人間性が原動力になります。部下が望む理想の上司を目指し、会社にとって必要な人材になりましょう。

役職だけでは仕事はできない

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役職は会社が与える役割

役職とは何なのでしょう。役職とは会社が与える役割です。会社は組織であり、いろんなポジションと役割があります。

会社はその人が、そのポジションに相応しいと判断して役割を与えます。役職は会社が与える役割なのです。

しかし、会社が求める役割を完璧にこなす人は殆どいません。誰にでも大なり小なり得手不得手があります。では、何をもつて「良し」とするかです。

評価は様々です。「成果がすべて」と判断する会社もあれば、「一定の成果と組織の円滑運営」を評価する会社もあります。

成果は組織の結束力であることは確かです。結束力がなければ成果は長続きしないことは会社もわかっています。

組織の中で離職者が増え、不平不満が多いようでは「役職」を果たせているとは評価できません。

部下が望む理想の上司

仕事は一人ではできません。上司と部下は一つのチームです。では、部下が望む理想の上司とは、どのような上司なのでしょう。部下にとって「楽な上司」ではなく、「頑張る気持ちにさせる上司」です。

部下にとってキーワードは、「尊敬・信頼・やる気になる・守ってくれる」等です。しかし、自分の役職にこだわり役職を守ろうとする上司は、部下が望む上司でしょうか?このような上司には共通する仕事のやり方があります。

役職を守る上司の仕事のやり方

1.人を傷つける言動を平気で行う。
2.相手によって、態度を変える。
3.ルールや規則を平気で守らない。
4.自分さえ良ければいいという、自己中心的な考え方をする。
5.常に自分は正しいと考え、自分のまちがいを人の責任にする。

役職だけでは部下は納得しない

このような上司では部下の理想とはほど遠く、頑張ろうとする気持ちにはなれません。だれもが納得し公平・公正でなければ信頼されません。「多少のことは」と言う人がいますが、その多少が大きな問題になるのです。

部下が望む理想の上司は、役職をもち仕事ができるだけではありません。部下にとって「尊敬・信頼・やる気になる・守ってくれる」がなければ頑張ろうとは思えず、結果として一つのチームとしての力を発揮できません。

豊かな人間性には、人と役職がついてくる

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人間性とは

「人間らしさがある」という言葉を聞きます。人間性とはこの「人間らしさ」のことです。

もって生まれた性質で、その人がもつ本性です。

人間性と仕事には大きな関係があります。

社会の中では人間性は欠かすことができませんが、一方では、成果重視の考え方も根強く強く存在します。役職をこなすには一人ではできず、みんなの理解と協力が不可欠です。人間性の豊かな人は、どのような仕事のやり方をするのでしょう。

 人間性が豊かな人の仕事のやり方

1.人を大切にし、まわりの人への思いやりを忘れない。
2.人の意見に耳を傾け、しっかりと聞くことができる。
3.まちがいがあっても、相手を許すことができる。
4.ちがっていることは、まちがっていると、はっきり言える。
5.仕事はあきらめず、最後まで責任をもって取り組む。
6.感謝の言葉「ありがとう」を忘れずいえる。

人と役職は自然についてくる

人間性の高い人は部下からも信頼され、リーダーシップをもつ人です。人間関係も雰囲気も良く活気のある職場になれば、会社も安心感がありその人に仕事を任そうとします。

このように人間性の豊かな人には人が集まり、役職も自然についてくるのです。

人間性が原動力となり人や組織を動かす

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会社には原動力が必要

いくら会社が大きく従業員が多くても、動かす「人」がいなければ組織として機能しません。また、誰にでもできる仕事ではありません。

優秀なリーダーがいてこそ、組織は正常に動きます。ワンマンなリーダーではどこかに問題が生じ、正常に機能するとは限りません。

組織を動かすのは、人間性が豊かな優秀な「人材」です。会社にとって、このような人材は不可欠です。では人間性が豊かな人は、どのような行動をとり効果をもたらすのでしょう。

人間性が豊かな人の行動と効果

1.仲間に信頼され、人間関係を大切にする。
2.困っている人を見捨てず、助けようとする。
3.自分が困った時には、まわりの人が力を貸してくる。
4.強い信念と意思を持っている。
5.常に向上心をもち、努力し続ける。
6.相手の意見を聞き、自分の意見を押しつけない。

人や組織を動かすのは豊かな人間性

なぜ人間性の豊かな人は、これほど評価されるのでしょう。何よりもどんな仕事でもできる人だからです。仕事を覚え身につけるためには、真面目で前向きな姿勢が必要です。

この基本的な行動をとれるために、どんな仕事でもできるのです。人間性が豊かで、どんな仕事でもできれば立派なリーダーシップをもつ人です。

組織を動かすためには人が集まり、人を引っ張っていくリーダーシップが不可欠です。

役職にこだわり、役職を守る人との違いははっきりしています。役職だけでは仕事ができず、人間性の豊かな人が組織を動かす理由がここにあるのです。

 

まとめ

誰でも組織の中では、自分の役職や立場を守ろうとします。しかし、守るだけでは役職の役割を果たしているとは言えません。

役職にこだわり守ろうとせず、役職はあとからついてくると考え人間性の豊かさを大切にしましょう。

仕事は一人ではできません。部下や仲間の協力が必要です。また、組織を動かすのも役職だけに頼るやり方では、成果は長続きしません。

豊かな人間性をもち組織を動かせは、成果は長続きするのです。

 

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