ピンチを乗り越えるスイッチとは【もう一人の自分に気づけるか】

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あなたはピンチのとき、精神的に追い詰められていませんか?例えば、失敗に気づいたとき、他人に指摘されたときに焦ってしまうことがあります。気持ちが滅入り、どうすればいいか考えられなくなります。

人はピンチのときには「自分が頑張らなければ!」と考えます。焦れば焦るほど空回りし、ピンチを乗り越えることはできません。しかし、人は追い詰められるとスイッチが入り、思いもしない力を発揮します。

この力は偶発的でるものではなく、理由があります。ピンチのときに焦る自分と、冷静に考える「もう一人の自分」がいるからです。

人間の脳はいつも100%使われておらず、10~20%しか使われていないという説があります。努力次第で、できることが増えるのはそのためです。だから、誰でも気づいていない自分の「すごさ」をもっています。

決してあきらめず、自分の「すごさ」を知りスイッチが入れば、ピンチはのり越えていけるのです。

一人ではピンチを乗り切れない

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だれでも一人は緊張し苦しいだけ

追い詰められた気持ちになり、頭の中が真っ白で浮足立っています。緊張と焦りで考えることもできなくなります。だれでもあることですが、こんなときは一人では解決しません。

行き詰ると、一人では気持ちが焦り考えることすらできません。まず、落ち着きを戻し緊張から解放さることが必要です。このような場合には、一人で悩んでも前には進みません。

気持ちだけが先走る

何とかしたい・・・気持ちだけは強くなります。しかし、気持ちだけが先走り解決策が考えられません。落ち着きたいですが、落ち着けません。この苦しみを共有できる人がいれば、少し落ち着くことができます。

苦しいとき、人に相談すれば気持ちが楽になります。問題が解決した訳ではありませんが、相談することで落ち着くことができます。

困ったときはアドバイスが必要

一人で考えても解決できないときは、アドバイスが必要です。相談することで、苦しみが和らぎます。アドバイスを受ければ、気づいていないことが気づきます。アドバイスは安心感と解決策へ導いてくれるのです。

精神的に強い人は、相談もアドバイスも必要ない人と思われがちです。しかし、そうではないと思います。確かに人には相談していないですが、自分自身と相談しています。自分で判断し解決できる人は、自分の中に「もう一人の自分」が存在しているのです。

スイッチが入れば、もう一人の自分がピンチを救う

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もう一人の自分をつくる

決してあきらめてはいけません。人は追い詰められるとスイッチが入り、思いもしない力を発揮します。このとき、もう一人の自分がピンチを救います。一人より二人の方が心強いです。

アドバイスするもう一人の自分が救世主になります。
役割分担すると一人は悩む役割、もう一人はアドバイスする役割です。

もう一人の自分は、冷静に客観的に現状を見ています。不安で焦る気持ちから離れて、考えることができます。そしてアドバイスをしてくれます。どこに問題がありどうすればいいかを・・・。

悩んでいる自分は、安心感で落ち着き冷静になれます。

冷静になるのが最優先

冷静沈着という言葉があります。

冷静に落ち着いている状態を表します。
冷静沈着な人とは、普段から感情的にはならず理性的な態度でいられる人です。
また、どんなことがあっても慌てたり取り乱したりせず動じない人のことです。

「もう一人の自分」は、ピンチを乗り超えるために冷静沈着な状態をつくるパートナーなのです。そして、自分の中で相談することで、解決策を見つけ出します。

不思議な話かも知れませんが、簡単な判断であれば自分でできるのは、無意識の中で行われているのではないでしょうか。

実体験からできるようになった

そんなことができるのか!?・・・と思いますが、できます。人はピンチを乗り切るときに、冷静になり正しく判断できるかで結果は変わります。冷静になれるときは、その場で焦りとは別の考え方ができています。この「別の考え方」がもう一人の自分なのです。

実は私もそうしてきました。その結果、もう一人の自分に助けてもらいピンチをのり越えてきました。経験と訓練を重ねていけば、人は変わっていけるのです。

二重人格ではない

もう一人の自分は、二重人格ではありません。

二重人格とは、

心に強いストレスがでると、自分の心を守るためにもう一人の人格を作り上げます。
もう一人の自分が出ている時には記憶はなく、全く別の人格として振る舞います。
時間がたてば、もとの人格にもどる「障害」のことです。

二重人格は、ちがう人格が入れ替わります。
二人の自分が同時に存在するのは、二重人格ではないからです

ピンチを乗り超える強さは、自分をコントロールできる人

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ピンチを乗り超えるときの心の動き

だれもがピンチのときには焦りますが、もう一人の自分が救世主になり無意識のうちにコントロールしています。

起こったことの次にどうするのかという気持ちの切り替え急がなければ解決しません。雑念から解放され集中できる切り替えが心の動きです。

1.どんなときでも冷静になれる

まず、冷静になれることです。感情的になり荒立てても解決しません。まわりに迷惑がかかり、何一ついいことはありません。今必要なのは問題を解決することです。

2.気持ちの切り替えができる

次は、気持ちの切り替えです。スポーツの世界でも精神的な強さを求められます。起きたことより、これからどうするかが大事です。そのためには気持ちの切り替えを早くできるようになりましょう。

3.問題解決への集中力がある

そして、集中力です。問題解決にはパワーが必要です。そのパワーを生み出すのは、強い意志と集中力です。冷静になり、気持ちの切り替えができれば集中力が生まれてきます。

自分自身をコントロールできれば強くなれる

社会の中だけではなく、生きているといろんなことが起こります。ピンチを乗り超えるだけではなく、強く生きることが必要です。毎日がピンチの連続かもしれません。

「あの人は強い人だ!」と、感じる人がいます。生まれながらに強いのではなく、自分をコントロールできるから強くなれるのです。どんな人でも意識すれば、強く変わっていけるのです。

まとめ

ピンチを乗り超えるだけでなく、人としての強さは欲しいものです。だれでも最初から強い人ではありません。決してあきらめてはいけません。人は追い詰められるとスイッチが入り、思いもしない力を発揮します。

このとき、もう一人の自分がピンチを救います。一人より二人の方が心強いです。もう一人の自分の存在に気づけば、弱さを克服できる大きなきっかけとなり変わっていけます。

それには積み重ねが必要です。人は一人では弱いも、だから相談できる仲間が必要です。仲間と一緒に自分をコントロールできれば、強くなっていくのです。

 

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