上司のタイプと扱いに困った時!部下が知りたい上司のトリセツ

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あなたは、上司の考え方や行動が理解できないときありませんか?イライラやストレスが溜まることがあると思います。

困った時に部下が知りたいのは、上司のトリセツで「タイプの違い」と「扱い方」です。上司には、愛情豊かな「愛情上司」と、情熱的な「情熱上司」がいます。

人によっては好みがあり、性格的に合う合わない場合があります。基本的にはタイプが違い、比較しながら違いを知り冷静に見極めていくことが大切です。

まず、上司のタイプを見抜きましょう。そして、「考え方や性格」を知り「本質と性格」を確認しましょう。最後に、上司に「できることはできる、できないことはできない」とはっきり言いましょう。できない理由を必ず説明しましょう。はっきりすることが重要です。

上司と合う合わないことは、誰にでもあることです。しかし、合わないという理由だけでストレスの溜まる毎日を選ぶより、上司をしっかり見極める力をつけましょう。

そして、どうしていくのかを考え、自分自身をコントロールする力を身につければ、イライラやストレスをもたず仕事に集中できます。

タイプの違いを理解する

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最初に意識を切り替える

上司によって振り回されることは、確かにストレスになり会社も仕事も苦痛になります。しかし、考え方と行動を変えれば環境は変わります。そもそも、あなたを追い詰める原因は、会社と上司がつくる「職場環境」にあります。世の中は自分の思い通りにはなりません。自分自身の努力も必要です。

では、どのような努力が必要なのでしょう。難しいことではありません。上司を知り基本で対応するだけです。今までのストレスやイライラに使っていたパワーと時間を、以下の3点に使ってください。

1.上司の考え方と行動を知る。
2.上司の本質と性格を見抜く。
3.上司との接し方の基本を身に付ける。

愛情タイプと情熱タイプは「考え方と行動」が違う

「考え方と行動」はどのように違うのでしょう。愛情上司と情熱上司は、部下に対する接し方がちがいます。愛情上司は、部下を育てようとし協調・調和を求めます。情熱上司は、仕事の成果を求めようとしワンマンです。

1.考え方

愛情上司・・・自分の考えを押しつけない、自由に選択させる。
情熱上司・・・考え方の共有を望み、支配的感覚が強い。

2. 教え方

愛情上司・・・部下が理解していないしいう前提で、理解するまで丁寧に教える。
情熱上司・・・自分がわかっているから部下もわかっていると勘違いする。

3.怒り方

愛情上司・・・理解・納得させる、冷静。
情熱上司・・・強く指摘する、感情的。

4.部下に対する意識

愛情上司・・・部下の成長を純粋に期待、部下の責任は上司の責任。
情熱上司・・・部下の成長は上司の成果、部下の責任を取る決意は弱い。

会社は成果を求めますが、次の時代への人材も同時に求めています。部下は自分の成長を求め、会社に貢献したいと思っています。会社にとって、また部下にとって必要なことができる上司が求められています。

タイプの違いから「本質と性格」の違いに気づく

そもそも、愛情と情熱は「本質と性格」が違います。
「愛」は人の強さであり、自分の心が望むことを実現する能力をもち、常に冷静です。
「情熱」は人の弱さであり、他人の評価に影響され不安定な一面をもっています。
1.根源(出発点)

愛情上司・・・人の強さ よって 不変的
情熱上司・・・人の弱さ よって 流動的

2.創造性

愛情上司・・・高い よって アイデアは豊富
情熱上司・・・低い よって アイデアは少ない

3.自制心

愛情上司・・・強い よって 冷静
情熱上司・・・低い よって 感情的

4.判断基準

愛情上司・・・普遍的 よって 正論、平等
情熱上司・・・特徴的 よって 利害の打算あり

5.継続性

愛情上司・・・不変的 よって 安定
情熱上司・・・流動的 よって 不安定

人間的な強さと弱さの違いは、どちらが良い悪いではありません。あなたにとって、どちらに価値があるかです。「本質と性格」の違いをまとめると、

愛情上司・・・人間的に強く、自分を犠牲にできる。
情熱上司・・・人間的に弱く、燃えやすいが、冷めやすい。

狩猟民族と農耕民族に例えると理解できる

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タイプの違いは民族の違いに例えれば理解できます。愛情上司はその土地で努力する農耕民族タイプです。情熱上司は狩りを続け土地を移動する狩猟民族タイプです。

農耕民族タイプ・・・愛情上司

農耕民族とは、その土地に永住する生き方をします。
土地を耕し農作物を育てます。
日本人は農耕民族です。

仕事に置き換えると、

今の会社、職場で頑張ろうと思っている。
いろんな問題を解決し、スキルを磨いて成長したい。

と考えている人です。

狩猟民族タイプ・・・情熱上司

狩猟民族とは、狩りを続けて移動する生き方をします。
獲物がいなくなれば、獲物を探して移動します。
海外では狩猟民族が多いのです。

仕事に置き換えると、

今の会社、希望がなくなれば辞める。
自分にあった職場を選び、自分の生き方をしたいと思っている。

と考えている人です。

人にはいろんな生き方があります。それは、その人に「考え方と行動」や「本質と性格」の違いという理由があるからです。そこを理解できれば、次の考え方が理解できます。

自分自身のコントロールが、上司のトリセツになる

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上司との扱い方の基本

愛情上司は部下にとって、ありがたい上司です。人間的にも優れ、部下を育てるタイプです。一緒に仕事がしやすく、学ぶことが多いからです。一方、情熱上司は自己主張が強くワンマンな一面もあり、部下にとってストレスを感じるタイプです。

しかし、上司との扱い方には基本があります。どんな上司でも、

1.「できることはできる、できないことはできない」と、はっきり伝える。
2.「ここまでならできる」と、できることを伝える。
3.できない理由を説明する。

これが基本です。中途半端なコミュニケーションは誤解を招きます。特に情熱上司は、部下の仕事を増やす傾向があります。はっきりすることが重要なのです。

悩みを解決できる、自分自身をコントロールする効果

社会の中では、他人に影響され本来の自分を見失うことが良くあります。結局、他人に振り回され損をしているのです。しかし、他人の責任にしてはいけません。最後は、自分の強さが問題を解決してくれるのです。

1.実態が理解できる。
2.精神的に強くなれる。
3.上司との距離感がわかり、不安が解消される。
4.仕事に集中でき能力が高まる。
5.人として成長できる。

 

まとめ

世の中には、いろんな上司がいますが、あなたは上司を選択できません。上司を見極め、接し方の基本を実行するだけで仕事はやり易くなります。人としての成長は、社会の中で潰されず強く生きていくために必要です。そして、あなたが上司になったときに、きっと役に立ちます。

そのためには、自分自身をコントロールできなければいけません。感情に支配されるのではなく、何が必要で何をするべきなのか・・・と、正しい判断と行動が求められます。自分自身を大切にする気持ちと勇気があれば、問題は解決していきます。

 

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