上司に好かれる、嫌われる?どちらも納得できる「5つの理由」

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誰でも上司に好かれたいと思います。しかし、「上司に好かれたい!」と思えば思うほど、上手くいかなくなりませんか。

自然に好かれ信頼されるのが、一番望まれるのではないでしょうか。

上司に「好かれる、嫌われる」の理由や原因はどこにあるのでしょう。

特別なことではありません。上司に「好かれる人」は、仕事が「できる・できない」ではなく、社会人としての自覚をもち、職場では仕事に対する取組み姿勢や考え方で評価します。

この「自覚」が重要なのです。

自覚とは、

自分の置かれている状態や価値など、自分をはっきり知ること・・です。

上司の言いなりになる、という意味ではありません。意見があれば言えばいいのです。しかし、自分に求められていることや役割は守らなければいけません。

上司に好かれる部下は、「上司に好かれたい」とは思っておらず、求められていることを理解し、忠実にやり続けているだけなのです。これが「自覚がある」と評価されます。

上司に「好かれる、嫌われる」には、どちらも5つの理由があります。「好かれよう」とせず「嫌われる」理由を正しく理解すれば自覚をもって行動できます。

5つの理由を知り自分を変え成長させるチャンスでもあるのです。誰でも、会社で頑張ろうと思っているからです。

上司に「嫌われる」5つの理由

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1.上司に「好かれよう」と行動する人

「好かれたい」と思えば思うほど逆効果になります。上司に好かれようとするとパフォーマンスが多くなり、上司が望む行動ができていないからです。

今度は、好かれていないと感じると表情や行動に現れ、次第に意欲がなくなり悪循環になります。

「好かれよう」とせず、自分の求められる役割を続けていればチャンスはあります。上司は部下に「仕事を任せてみよう!」と思えるからです。

任せられたときに、精一杯頑張れば認められます。その繰り返しが信頼になります。

 

好かれる人は実在しない。信頼される人が実在する。

2.頑張ろうとする気持ちがない

上司に好かれない人は、社会人として自覚をもたず、頑張ろうとする気持ちのない人です。では、この頑張ろうとしない人は、なぜ好かれない人なのでしょう。

例えば、こんなことを思うことはありませんか。「私のことをどう思ってもいいけれど、私の邪魔はしないでね!」

会社にはいろんな人がいます。努力して成果が上がる人、努力しても成果が上がらない人。成果に運不運や個人差が伴い評価に影響しますが、この差は会社も理解しています。

しかし、上司は部下の努力を評価しています。成果だけが評価の対象ではありません。頑張ろうとする気持ちが大切なのです。

3.公私の「けじめ」がない

会社は社内ルールや規律を重要視します。社内ルールや規律の順守は公私のけじめだけではなく、社内事故や不正を防止するからです。

従業員を信頼していないのではありません。ルールを守ることは、互いの信頼関係につながり職場風土を良くしていくからです。

会社にとってこの社内ルールや規律を守らずけじめのない行為は、社内の統制が取れなくなるばかりか、会社のレベルを下げる原因になります。このような理由で、公私のけじめは重視されています。

4.理想と理屈ばかりの人

給料を貰っているのであれば、仕事をするのはあたり前です。結果はともかく、一生懸命頑張る姿勢が大切です。しかし、理想ばかりで現実を避け、理屈ばかりで行動しない人は会社に必要ない人です。

理想と理屈ばかりの人は、頑張ろうとする人の足を引っ張り阻害要因になります。まわりの従業員に悪影響を及ぼす人は、上司だけではなく誰にも好かれる人ではありません。

5.人を妬み、批判ばかりする

人を妬み他人の責任にする人は、だれも一緒に仕事をしたいとは思いません。会社も責任ある仕事や立場を与えることはできません。

会社は妬みや批判より、積極性や自主性を望んでいます。会社は、結果にこだわらず責任をもって仕事をしてほしいのです。今、結果がでなくても将来には期待できます。

今すぐできる行動がある

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今すぐできる行動は簡単です。ヒントは、自分自身が社会人としての「自覚」をもっているかです。上司は特別なことではなく、あたり前のことを望んでいます。

仕事の進捗・結果を上司に報告をする

上司は仕事の指示を出しています。どこまで出来ているのか把握しておく必要があり、まちがった判断にならないようにしています。

仕事を正しく正確に進めるために、仕事の進捗・結果を上司に報告しましょう。上司は安心して、あなたに仕事を任すことができ、上司とのコミュニケーションにもなります。

伝えるべきこと、役に立つ情報は連絡する

上司にも仲間にも、情報は共有しましょう。ただし、「だろう、でしょう」ではなく、事実を正確に伝えましょう。あいまいで中途半端な情報は、混乱させ信頼を失います。

上司はあなたの情報を使い分けます。しかし、上司もあなたに情報を教えてくれるようになります。仲間ともコミュニケーションが取れるようになり、信頼関係が築けます。

わからないことは、聞く・調べる・相談する

聞くことは恥ずかしいことではありません。聞かずに自分の判断で進める方が危険です。ただし、上司からの仕事であれば、上司に相談しましょう。上司が●●に相談するよう指示があれば従えばいいのです。

自分でも調べましょう。「ここまで調べたけど、わからない」といえば、快く教える気持ちになります。困ったときは、相談しましょう。

困っている姿を見せる勇気は、自分が素直になれ新しいことを受け入れられます。

自主的に人の仕事も手伝い協力する

自分の仕事だけではなく、人の仕事も手伝いましょう。自主的な行動と協力する姿勢は、職場には重要です。仲間に関心をもてば、仲間のことが理解できます。

「人のために役に立つ」気持ちと積極的な行動が大切です。人の目を気にせず人のために行動すれば、上司も仲間も高く評価します。

上司が期待していることを忘れない

上司はすぐに結果を求めていません。人が成長するのには時間がかかるからです。上司が期待していることを忘れています。最初から諦めていては、上司も頑張ろうと思えません。

上司は、時間がかかっても成長を望んでいます。そして、将来は会社を「背負う仕事」をして欲しいと望んでいます。結果に関わらず、上司の期待に努力する姿が見たいのです。

上司に「好かれる」5つの理由

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1.社会人の自覚がある

社会人の自覚とは何なのでしょう。社会のルールに従い、常識やマナーを備えていることです。他人に迷惑を掛け自己中心的ではなく、人と協調した行動がとれることです。

上司は結果だけを望んでいるのではありません。社会の一員としての自覚をもっているか見ています。この自覚が社会人としての成長を支えているからです。

自覚は基本であり、誰にでも理解でき実行できることです。特別な能力ではなく最低限の姿勢です。上司は自覚をもち、頑張ろうとする姿勢を重要視しているのです。

2.礼儀正しく挨拶ができる 

社会人として基本中の基本です。しかし、礼儀正しく挨拶ができる人は信頼性が高く、けじめのある人です。「信頼性とけじめ」は、その人の可能性を広げる条件です。

会社・上司・仲間・取引先・人間関係・仕事・取引先・ルール等、多方面に影響します。礼儀正しく挨拶があるなしでは、社会人としての人生が変わってしまう可能性もあります。

3.会社の方針がわかっている

会社の方針を理解しているかを会社は見ています。会社の方針は決して難しい内容ではありませんが、受け入れられるか否かは個人的な考え方です。

受け入れられない場合は、働き続けることは難しくなるかも知れません。ただし、受け入れられない理由をはっきりしておきましょう。

例えば、お客様に嘘をついてでも、売上を上げる・・という方針ならば、受け入れられなくても当然です。しかし、自分勝手な理由や思いでは、どんな会社でも通用する話しではありません。

4.自分の役割がわかっている

上司が説明を受ければ自分の役割が理解できます。組織では、それぞれが歯車となり会社は動きます。役割は会社にとって重要な要素なのです。

今と将来の役割は変わります。仕事の担当も変われば立場も変わります。係長と課長では役割が違います。今の役割を理解し、全うできれば次に進めます。

今の役割を理解せず、不平不満ばかりでは社会人の自覚があるとは言えません。

5.人のために役に立ちたいと考えている

すぐに自分の利害や自己中心で仕事をする人は、自覚に欠ける人です。会社はみんなの理解と協力で動いています。人のために役に立ちたいと考えている人は、協調性があり信頼できる人です。

例えば、好き嫌いはあってあたりまえですが、仕事として好き嫌いを持ち込むのはいけません。だれもが好きな仕事を選べることはできません。

たとえ嫌な仕事であっても、みんなで協力して頑張ろうとする意識が必要です。嫌いなこともできるようになれば、嬉しいものです。

 

まとめ

上司に好かれず、悩む人の原因は様々ですが、社会人としての自覚がなく、基本的な意識や行動に原因がある場合が多いのです。

しかし、誰にでも「好き嫌い」があるように、組織の中でも多少はあってあたり前です。大切なのは、「自分がどうあるべきか」なのです。

上司に好かれることが目的になってはいけません。自分が成長するのが目的です。

自分自身の将来のために、諦めずに努力しましょう。そして、社会の一員として自立し自覚をもって行動しましょう。

 

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