迷った時に、自分で決められない時があります。決める理由がないために自信や勇気がもてないだけなのです。しかし、決断ができる人は、なぜ迷わず決められるのでしょう。
決断できる人は決める理由と確信をもっています。では、どのようにすれば理由と確信をもてるのでしょう。
失敗しない決断できる人は、2つの確率を使います。
例えば、2つの選択肢があるとすれば、それぞれのメリット・デメリットの確率と、成功「する・しない」の確率を考えます。そしてその確率を使い、3つの手順で決断します。
自信と根拠がもてる決断には高い確率が必要です。
成功する確率を探すだけで決断でき、迷う必要はありません。確率が高ければ成功する可能性も高いからです。迷って決められない時に、自信や勇気がもて「迷った時に決断できる人」になりましょう。
自分で決められない人には理由がある
決める自信や勇気がない
自分で決められない人は、自信や勇気がありません。自分の判断が間違っていたときを考えます。人からの評価や批判を意識してしまい、決めることができなくなります。
しかし、失敗を恐れてはいけません。失敗は誰もが通る道であり、失敗の積み重ねが経験になり、成功へ導いてくれます。失敗なくして成功はありません。
何が正しい選択か解らない
仕事に自信がなければ、どうすればいいのか判断できません。人よりも仕事を理解していないと思っている自己嫌悪があります。仕事ができない人だと思い込んでいるのです。
誰でも何が正しい選択かは、やってみないと解りません。まず、やってみる行動がなければ何も変わりません。結果が失敗であっても、失敗から学べば仕事が理解できます。
決める根拠が見つけられない
決断する根拠は、自分で見つけるしかありません。しかし、考えることを繰り返せば、根拠が見つかります。この繰り返しは、職場で実践しなければ成長できません。訓練すれば根拠を見つけ出せます。
人が判断し決断している姿を羨ましく感じていると思います。人に相談しても、たぶん決断はできないと思います。だから、繰り返しましょう。
繰り返しの経験こそが、見えないものが見えるようになるのです。
失敗しない決断できる「2つの確率」とは
1．メリット・デメリットの確率
一つの決断には、メリット・デメリットがあります。その決断にどれだけのメリット・デメリットがあるのかを判断しなければいけません。勿論、可能性ですから絶対ではありません。
最終的には、メリット・デメリットの内容と数で確率が決まります。
メリットが多くデメリットが少ない確率を選びます。情報を集め可能性を考える必要があります。難しいかも知れませんが、訓練し積み重ねると困難な作業ではなく正確に判断できるようになります。
2．成功「する・しない」の確率
感や運で、成功の確率を決めるのは根拠がありません。感や運の良し悪しは結果の評価です。
成功「する・しない」の確率には根拠である理由があり、その理由を集め決断する必要があります。
物事には理由があります。例えば、「断る理由、食べる理由、買う理由」等あり、「成功する理由」もあります。感や運の良し悪しではなく理由の量だけ成功の確率に影響します。
「3つの手順」で整理する
1．情報を集める
決断のための情報は必要です。自分が知っている情報だけでなく、人に相談し意見を聞いて情報を集めるのも大切です。情報を集め整理しましょう。
2．メリット・デメリットを整理する
集めた情報から、メリット・デメリットをまとめます。メリットが多いかデメリットが多いかは情報の質と量に影響します。違った方法や選択に気づく場合もあります。
迷いの原因になるかも知れませんが、「これしか方法はない」と決めつけるのは危険です。違う方法に気づくことに価値があります。
3．成功する確率が高い方法を選択する
最後は、成功する確率です。メリットがいくら多くても実現する確率が低いと成功しません。成功「する・しない」の確率とメリット・デメリットの確率があると説明しましたが、両方を求められる場合は難しいと感じます。
しかし、両方を求められても成功しなければ意味がありません。実現する確率が高い方法を選択しましょう。
まとめ
迷ったときに自分で決められない人は少なくありません。しかし、決めるには根拠が必要です。根拠があれば、自信をもって決断できます。
決断には2つの確率があり、確率を使い分ければ自信のある決断ができるようになります。
簡単にできることではありませんが、積み重ねていけば決断はできます。自信と勇気は待っているだけでは与えられません。失敗を恐れず勇気をもって挑戦していけば、「迷った時に決断できる人」になれるのです。
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